DDタープ考察。3×3か4×4か。

ここ数ヶ月DDタープのことについて考えたこと。全て。

DDタープとは

DD Hammocks 社が開発・販売しているタープです。ハンモックキャンピングを提唱しており、それに関連するタープやテント、アクセサリーなどの開発・販売も行なっています。

海外の会社ですが、日本にも支社(代理店?)がありホームページもあります。こちらからオンラインショッピングも可能なので気になった方は是非。

なぜDDタープか

キャンプを始めるにあたり、道具を揃えていったのですが、1泊2日でもかなりの重量になります。自分は車を持っていないので、リュック1つで電車なりに乗って移動します。

そこで重視したのが軽量であることです。つまり、テントを諦めてタープ泊に切り替えました。

軽量なタープをググっていたところでDDタープと出会ったわけです。

DDタープに決めた理由。

  • 軽い
  • 耐水性
  • 価格
  • 利用者が多い

軽い

軽量です。790g ほどしかありません。

タープの購入契機となったことが軽量化だったので、もちろん選定基準の一つとして軽量であることがあります。

具体的には1kg以下であることと決めていました。なんの根拠もない数字なのですが、このくらいであれば負担は軽いだろうという目論見です。

耐水性

タープ泊の場合、当たり前ですが、悪天候の場合テント内へ避難することができません。雨風をタープだけで凌ぐ必要があります。そこである程度以上の耐水性があることが望ましいです。

耐水性の精度はよく耐水圧で示され、日常で使う傘は 400 mm 程度らしいです。DDタープは 3000mm のようです。十分ですね。ただし、耐水というのは水を弾くだけで、そのまま放置する(圧をかける)と染み込んできてしまうようなので注意が必要です。

小雨程度はしのげる生地になりますが、生地に水滴が乗った状態で上から抑える(圧をかける)と、簡単に 水が侵入してしまいます。

このページより引用

タープを張る際は角度などに気をつけて水が溜まらず流れるように張る必要があります。

価格

世の中にある売り物は貴金属などを除き、重量と価格が反比例の関係にあることが多いと思います。キャンプ道具はまさにそれで、軽量であればあるほど価格が高い傾向にあります。

調べていくと軽量化に特化したUL(ウルトラライト)というスタイルもあり、この辺りは価格はやはりなかなかいいお値段します。使用用途として登山やトレランなど極限までいくようなスタイルを想定しており、自分のスタイルと照らし合わせ他とき、やはり too much だなぁと。

一方でDDタープの価格は 9000 ~ 16000 円ほどです。ちょうどいい。中華製のもっと安いものもありますが、耐水性が低かったり、重量が1kgを超えたりするので妥当な値段のように思えます。

利用者が多い

これは安心感ですね。調べて見るとこのタープの利用者のレビューなどで使用感やスタイルなどをみることができ、自分のスタイルに合うかどうかをよく検討することができました。

海外製の道具を購入した場合、道具の不具合や使用方法についてわからない時、日本語の困った時は調べれば同じような悩みを持つ方がたくさんいるので安心です。

3×3か4×4か、はたまた

上記からDDタープの購入は決まりました。が、悩ましいことにDDタープといってもいくつか種類があります。

まずは。DDタープは正方形と長方形の2つのタイプがあります。

加えて大きさ。正方形タイプは、一辺の長さを 3m とする 3×3 のタイプ、一辺の長さを 4m とする 4×4 のタイプ、間の一辺の長さを 3.5m とする 3.5×3.5 のタイプがあります。長方形タイプは、それぞれ S(2.8m x 1.5m), M(3.5m x 2.4m), XL(4.5m x 3m) サイズがあります。

そしてモデル。ハイエンドモデルとして Pro と軽量モデルがあります。

何を決め手とするか非常に悩みましたが、最終的には大きさと価格で選ぶことにしました。

正方形か長方形か

結論から言うと、正方形にしました。

DDタープの醍醐味として挙げられるのが、自由な貼り方です。調べると天候やスタイルによって色々な形でタープを張ることができます。自分流にこれを考えるのも楽しみの一つかと思うのですが、DDタープの張り方を調べて見ると正方形タープの張り方の方が出てくる記事が多いです。

というより長方形の記事は少ないので、タープ初心者の自分としては参考になるものが多い正方形タイプの方がいいのではと考えました。価格もべらぼうに高いわけではないので、正方形をマスターしたら長方形にチャレンジするなど段階を踏んでみるのもありかなと。

3×3か3.5×3.5か4×4か

正方形に絞ったらあとはサイズです。3×3 と3.5×3.5 そして 4×4 の3択です。

結論から言うと、3×3 にしました。

自分のスタイルを考えた時、キャンプをするときの人数は 1~2 です。であれば 3.5×3.5 と 4×4 は大きいかなという印象です。この辺りは手持ちの装備をみてどの程度であればタープ内に荷物が入るかなどを検討しました。

荷物の中で一番大きいものがコットです。Helinox 社製のコットで大きさは 190cm x 68cm です。

3×3 のタープをダイヤモンド張りした場合、タープ内の側面は手前から奥までが3mあります。奥にゆくにつれて多少狭くなってくるので利用できる空間が2mだとしても入ります。また。入り口の広さ3×3の対角線なので、3√2m ≒ 4.24m ほどあります。横に置いて焚き火などしても問題なさそうです。

それ以外の荷物も基本的にはリュック1つなので問題ないかなと。

重さに関しても、一番小さいということは一番軽いので 3×3 に決まりです。

軽量モデルか通常モデルか

軽量モデルか通常モデルかの2択です。

プロモデルについては通常モデルとの違いがわからなかったので選択肢に入れませんでした。何れにしても、ネットで見るレビューなどではプロモデルについて言及されている記事を見つけることができなかったので、少なくとも今の自分には不要だろうという理由で選択肢から外しています。(どなたか違いを教えてください)

結論から言うと 通常モデル にしました。

単純に重量の比較だけすると、通常モデルが 790g 、軽量モデル 460g と結構違います。これだけ見ると軽量化を目的としてタープを選んでいる身からしたら軽量モデル1択なんですが。

お値段を比較すると通常モデル 9000円 、軽量モデル 16300円 となっており、重量同様になかなかの差です。790g でも十分軽量なのに初心者が頑張って軽量モデルに手を出していいものだろうかと。また、軽量モデルは素材の記載がなかったり、購入者レビューがあまりないことも不安でした。

後ろ髪引かれつつも、最終的には安パイだろうと 通常モデルを選択しました。

この軽量モデル 3×3 と紹介しましたが、実は 3m x 2.9m なんです。10cm なんてほぼ誤差だと思いますがなんとなく気持ち悪くて。その辺りも通常モデルを選択した理由です。

カラー

DDタープには色の自由もあります。もう選び疲れたよ。

しかし、これはすぐ決まりました。コヨーテブラウンです。実は事前に購入していたコットや椅子のカラーがこの色だったので同じ色を選びました。どちらかに統一しようと考えていて、オリーブグリーンもいい色なので迷いましたが、ブラウンの方がカジュアルな印象だったので。

迷彩柄も少し気になっていたのですが、ガチ感がすごいので初心者の自分としては気が引けました。いずれ迷彩が似合う男になりたいと思います。

と言うわけで

3×3 を購入しました。

デイキャンプで使い心地を確かめてみようかなと思います。

次のキャンプが楽しみです。貼った後、レビューを書きます。

興味のある方はぜひ。

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